歯周病の予防や治療にはブラッシングで歯垢を除去するのが一番有効ですが、適切な食生活で栄養をしっかりとることも大事です。今月はビタミンCを取り上げます。

 正式名はL−アスコルビン酸。水溶性のビタミンです。ほとんどの動物は体内でビタミンCをつくることができますが、人間、サル、モルモットはそれができません。そのために食物から摂取する必要があります。

 厚生省による成人の必要量は1日50ミリグラムですが、生活習慣によってはもっと大量に必要になる場合もあります

 

骨や皮膚、歯茎などの粘膜といった身体の構成部分の骨組みをつくっているのがコラーゲンというタンパク質です

丈夫な骨やきれいな皮膚、引き締まった歯肉をつくるのにはコラーゲンが不可欠です。

歯周病におかされている歯肉はコラーゲンが不足していて抵抗力がなく、腫れや出血が治りにくい状態です。コラーゲンが増加することでブラッシングや治療の効果が上がりやすくなります。

 このコラーゲンが作られるのに、ビタミンCは不可欠な存在です。十分に摂取されていれば丈夫なコラーゲンがつくられます。ビタミンCが化粧水などに含まれるのもこのためです。コラーゲンやビタミンCが基礎化粧品に含まれるのには理由があるのです。

ビタミンCにはその他にも驚くほど多くの効用があります。

ビタミンCをとるとストレスに強くなる

強いストレスにさらされると、ビタミンCが大量に消費されることが知られています。ストレスの多い生活をしている人ほど十分にビタミンCをとるようにしなければいけません。歯周病もストレスが関係するといわれており、ビタミンCの摂取は有効と思われます。

今月からビタミンCの特集をはじめました。ビタミンCの効能はこの他にもたくさんありますので、来月はこの続きを取り上げる予定です。

 

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