
今月は日本人のカルシウム摂取の現状と、
効果的な摂取の方法を考えます。
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厚生省が毎年実施している「国民栄養調査」によると、日本人は主な栄養素のうち
カルシウムだけが必要摂取量に達していません。カルシウムをより効率よく取り入れる工夫が
必要な現状です。
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平成8年国民栄養調査から 主要な栄養素の摂取状況。100が目標値。 (成人ではカルシウム1日 600mg) カルシウムだけが下回っている。以前はもっと 不足していた。 成長期の子供では1000mgちかく必要。 |
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一日の所用量をとるにはナチュラルチーズ250g、干しいわし125gです。カルシウムを多く含む食
品は、多い順にゴマ、チリメンジャコ、大豆、ヒジキ、枝豆などです。
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「カルシウムを多く含む食品」のところに「牛乳」が入っていませんが、意外に思った方もいるでしょう。
これには理由があります。
日本人には牛乳に含まれている乳糖(ラクトース)を分解する酵素
が足りない人が多く、十分に消化・吸収できないため、カルシウム
摂取源としては不適切な場合があるからです。でもこれは加工して
「チーズ」にして食べることで解決します。醗酵の過程で乳糖はほと
んど分解されるからです。たん白質もアミノ酸に分解するなど好ましい変化があります。
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肉類の多い西欧化した食事やインスタント食品は動物性脂肪やリンが多く含ま
れていて、これらはカルシウム吸収や蓄積を妨げます。これに対して伝統的な和食はカルシ
ウム摂取に非常に適しています。
砂糖、カフェイン、アルコールを取り過ぎると、骨からカルシウムが遊離するので注意が必要
です。同じく動物性蛋白質の取りすぎ(現代日本人にあてはまります)も、カルシウムの排泄を
高めるので、食べ過ぎは禁物です。
魚はOK
魚のタンパク質や脂肪(不飽和脂肪酸)は肉類と違い身体に望ましい
ものです。特に小魚は理想的。
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